ジロ・デ・イタリアU23、通称「ベビージロ」の第3ステージの詳細をお伝えします。
集団スプリントでフィリップセンが勝利
この日はオールフラットな164.3kmのコースで争われました。
レースは、初日のプロローグで勝利したエドアルド・アッフィーニ(イタリア、SEGレーシングアカデミー)の単独逃げとなり、ロット・スーダルU23が集団コントロールをしながら、残り10km地点でアッフィーニを吸収しました。
📍KM 79 – #GiroU23Enel
📣 @edoardo_affini solo ahead | un corridore solo al comando: @edoardo_affini
⏱️7’36” > Gruppo Maglia Rosa
🏁 – 98 km pic.twitter.com/IvwvvDElHl
— Giro d’Italia U23 (@giroditaliau23) 2018年6月10日
集団スプリントに向けて集団が加速するなか、最後のスプリントを制したのはジャスパー・フィリップセン(ベルギー、ハーゲンズベルマン・アクシオン)。ポイント賞を獲得した昨年大会に続き2年連続の勝利となりました。
フィリップセンは既に多くのレースで勝利を飾っているベルギーの超有望株選手です。ツアー・オブ・カリフォルニア第1ステージでは、フェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ)と身体をぶつけ合うような激しいポジション争いをして、レース後にガビリアから一言注意を受けるような、物怖じしないスプリンターです。
After a long, hot day in the saddle, the guys worked together to put @mick_ricey into 4th place and help @JasperPhilipsen get the win! Great team effort 💪 #PROVEIT #giroU23enel
(📷: @ctchils) pic.twitter.com/yss8VC1PD2— Hagens Berman Axeon (@HBAxeon) 2018年6月10日
ステージ2位にはアルベルト・コンタドールが運営するポーラテック・コメタのマッテオ・モスチェッティ(イタリア)が入り、ポイント賞ジャージをキープしました。
モスチェッティは既に来シーズンからトレック・セガフレードへの加入が決まっており、今シーズンはUCIカテゴリー2クラスのレースで6勝を飾っているスプリンターです。
ステージ3位に入ったジョヴァンニ・ロナルディ(イタリア、Zalf Euromobil Désirée Fior)も第1ステージで勝利しており、今年のベビージロはこの3人のスプリンターが抜きん出た存在という印象を受けています。
※公式ハイライト動画
※リザルト