サイバナ

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コラム ツール・ド・フランス2017

ツール・ド・フランス2017の総合優勝予想&各賞ジャージ予想は当たるのか?

ツール・ド・フランス2017では、4つのジャージが用意されている。

総合1位の選手に与えられる黄色のジャージ『マイヨジョーヌ』
スプリンターが獲得しやすい緑色のポイント賞ジャージ『マイヨヴェール』
クライマーが獲得しやすい赤水玉色の山岳賞ジャージ『マイヨアポワルージュ』
25歳以下の選手で最も総合成績が良い選手に与えられる純白のジャージ『マイヨブラン』 

それぞれ、着用者には着用日数に応じて賞金やUCIポイントが付与される。
総合を狙うのが難しいチームには、ポイント賞ジャージや山岳賞ジャージの獲得を第一目標とするチームも少なくない。

もはや当サイトの恒例行事ではあるが、無謀な総合成績&各賞ジャージ予想をしてみたいと思う。

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マイヨジョーヌ獲得者予想

まずは総合トップ10を予想してみたいと思う。

1位、リッチー・ポート
2位、クリス・フルーム
3位、ヤコブ・フグルサング
4位、ナイロ・キンタナ
5位、ファビオ・アル
6位、アルベルト・コンタドール
7位、ロマン・バルデ
8位、プリモシュ・ログリッチ
9位、ダニエル・マーティン
10位、ゲラント・トーマス

今年は、何があろうとリッチー・ポート推しで行くと決めていたので、ポートを総合優勝と予想!
ただ、ハッタリでも、希望的観測でもなく、今年のポートは本当に期待できる。
ヒルクライム能力に関しては、全選手中ナンバーワンではないかと本気で思っている。

対して、クリス・フルームは総合勢の中ではダウンヒル能力がナンバーワンだろう。
したがって、ポートが激坂フィニッシュで仕掛け、フルームはダウンヒルでアタックを仕掛けあう。
二人のTT能力は、今シーズンに限っては同等または、ややフルームが上と言ったレベルで互角だ。

というわけで、山岳でフルームを引き千切って、マイヨジョーヌを獲得するシーンを是非見たい。

3位には、これまた推しの1人であるフグルサングと予想。
ツール直前にアスタナとの契約延長に合意した。
つまり、今後もエースとして走る確約があったのではないだろうか?

とはいえ、実力主義を貫くヴィノクロフ大佐のアスタナにおいて、エース確約=安泰とは言えない。
ならばフグルサングには喉から手が出るほどグランツールでの結果が欲しいはずだ。
己の能力を越えたパフォーマンスを発揮してくれると期待している。

4位のキンタナは、さすがにジロとの連戦疲れが出て思うようなヒルクライムが出来ないのではないかと予想する。

5位のアルは、好調を維持して超級山岳もガンガン上っていくことだろう。

6位にはコンタドールと予想。
衰えが見える、と言ったら悲しくなるのだが、ドーフィネの走りからはやや厳しさを感じた。
それでも勝負師たるコンタドールなら、あらゆる作戦を駆使して総合上位に押し上げてくるに違いない。

7位はバルデだ。
正直、もう少し上に行きそうな気もするのだが、ここまで来るともはや勘だ。

8位はログリッチ!
TTが短いとはいえ、ログリッチの凄まじいTT力の高さは確実に大きくタイムを稼ぐだろう。
超級山岳で絶望的に遅れるようなことが無ければ、十分に狙える順位。

9位はドーフィネで好調ぶりを見せていたダニエル・マーティンを推したい。
やはり安定感では随一だろう。

10位には、フルームのアシストとして何だかんだでトップ10入りするトーマスだ。
グランツールで戦える身体に仕上げていたことは本当だったんだと、ぜひとも証明してほしい。

惜しくもランク外となった選手では、エステバン・チャベスはやはり怪我の影響で本調子ではないと予想。
その代わりブエルタでは上位に推していくつもりだ。

これほどのメンバーがツール一本に絞ってきている中、春先からぶっ飛ばしていたアレハンドロ・バルベルデは、さすがに身が持たないと予想する。
それでも要所要所でキンタナの山岳アシストとして、極めて重要な働きをするだろう。

ヨン・イサギレは、スイスでの調子を見る限りでは、まだ総合上位は厳しいのかな、という印象を受けた。
総合トップ10には入らずとも、12位くらいは行けると思う。

ラファル・マイカ、アンドリュー・タランスキーは個人的に好きな選手なだけに、トップ10に入れたかったが、ライバルたちが強すぎた…。

ティボー・ピノ、リゴベルト・ウランはステージ狙いで総合上位には来ないはずだ。

マイヨブラン争いのサイモン・イェーツ、ルイス・メインチェス、エマヌエル・ブッフマンについては後ほど記述する。

マイヨヴェール獲得者予想

申し訳ないが、ペーター・サガン一択だろう。

マイケル・マシューズには期待しているが、平坦スプリントステージでガンガンポイントを稼げる上に逃げれるサガンはあまりにも強すぎる。

他にも可能性がある選手としては、エドゥアルド・ボアッソンハーゲンの名を上げておきたいと思う。

マイヨアポワルージュ獲得者予想

この予想は無茶苦茶難しい。
条件としては、
・総合を狙わない、もしくは狙えなくなった選手
・超級山岳のあるステージで逃げられる
・ある程度のスプリント力がある(山岳ポイント争いで必要だから)
という要素があげられる。

となると、第9ステージで逃げられる選手にチャンスが訪れると思う。

候補は、ティボー・ピノ、ジャンルーカ・ブランビッラ、ティアゴ・マシャド、トーマス・デヘント、トニー・ガロパン、ワレン・バルギル、リリアン・カルメジャーヌ、リゴベルト・ウランあたりだろうか。

中でも、わたしはリリアン・カルメジャーヌをマイヨアポワ獲得者と予想する。

マイヨブラン獲得者予想

候補は3人だ。
ルイス・メインチェス、サイモン・イェーツ、エマヌエル・ブッフマン。
いずれかの選手が獲得すると予想しているが、1人を決めるのであればサイモン・イェーツを推したい。
オリカ・スコットの戦術立案実行能力の高さと、エステバン・チャベスの存在が鍵を握ると思う。

メインチェスは基本的には孤立無援が予想され、ブッフマンはあくまでマイカのアシストだ。
2年連続で、イェーツ兄弟がマイヨブランを獲得すると予想したい。

予想まとめ

マイヨジョーヌ:リッチー・ポート
マイヨヴェール:ペーター・サガン
マイヨアポワ:リリアン・カルメジャーヌ
マイヨブラン:サイモン・イェーツ

願望が入り混じった予想となった。

公開は第1ステージ終了後となってしまったが、本記事は第1ステージが始まる前に書いた。
結果を見てからでも、あえて内容を変えていないので、本文中の記載と現実にそぐわない点があるかと思うが了承いただきたい。
(…無事に全選手が完走する前提で書いていたからだ。)

とはいえ、今年のツールは総合優勝を狙える選手が例年になく多いように思える。
総合トップ10の熾烈な争いが非常に楽しみである。

長いようであっという間の3週間を満喫していこうと思う。

Rendez-Vous sur le vélo…

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