サイバナ

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ブエルタ・ア・エスパーニャ2016

【ブエルタ2016 第6ステージ結果速報】サイモン・イェーツ初勝利!グランツールで躍動する兄弟

サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・バイクエクスチェンジ)が、終盤逃げ切りを決めてグランツール初勝利を飾りました。

双子の弟のアダムも、ツール・ド・フランスで活躍したので、兄弟揃ってグランツールで大活躍する年となりました。

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コースプロフィール

ブエルタ2016 第6ステージ

今日の逃げは11名

アンドレイ・ゼイツ(カザフスタン、アスタナ)
ケヴィン・レザ(フランス、FDJ)
ローラン・ディディエ(フランス、トレック・セガフレード)
ヤン・バケランツ(ベルギー、AG2R)
アルベルト・ロサダ(スペイン、カチューシャ)
ヘルト・ドックス(ベルギー、ロット・ソウダル)
オマール・フライレ(スペイン、ディメンションデータ)
マティアス・フランク(スイス、IAMサイクリング)
ヴァレリオ・コンティ(イタリア、ランプレ・メリダ)
ホセ・メンデス(ポルトガル、ボーラ・アルゴン18)
グレゴル・ミュルベルゲル(オーストリア、ボーラ・アルゴン18)

の11名が、タイム差2分30秒程度で逃げています。

BMCレーシングを筆頭に、メイン集団をコントロールするチームは大人数の逃げを許さず、なかなか逃げが決まりませんでした。

ようやく決まった11名の逃げですが、完全に容認したわけではなく、BMCレーシングはアシストの人数を揃えて、ハイペースで集団をコントロールしています。

SS

そのため、タイム差が大きく開かず、2分30秒程度で推移しています。

2級山岳に差し掛かり、逃げ集団からフライレがアタック

残り60km地点を過ぎてあたりで、山岳ポイントを稼ぐために、フライレがアタックを仕掛けます。

SS 2

この動きによって、早くも逃げ集団は崩壊し、フライレが独走、逃げ集団で生き残ったゼイツ、ディディエ、バケランツ、ロサダ、フランクの5名が追走する展開となりました。

残り50km地点で、フライレから1分遅れで追走集団、更に1分20秒遅れでメイン集団という展開です。

そして、思惑通りフライレは2級山岳を先頭通過して、山岳ポイントを5ポイント獲得に成功します。

SS 1

そのまま、ペースを緩めることなく独走してレースは終盤に向かいます。

追走集団が先頭のフライレに追いつく

追走集団からは、ディディエとロサダが脱落し、ゼイツ、バケランツ、フランクの3名で先頭のフライレに追いかけます。

残り19km地点で、フライレに追いつくとフランクがカウンターアタックを仕掛け、独走に持ち込みます。

SS 3

SS 4

フライレは力尽きてメイン集団に吸収されます。フランクは、ゼイツとバケランツに対して、あっという間に30秒ほどのリードを築きました。メイン集団は、更に30秒ほど後ろにいます。

残り5km地点の登りの手前で、追走の2人がメイン集団に吸収されます。フランクはメイン集団に20〜30秒差のリードを持って、登り始めます。

フランク逃げ切りなるか

メイン集団から、ダニエル・モレーノ(スペイン、モビスター)とサイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・バイクエクスチェンジ)が飛び出します。

サイモン・イェーツが非常にキレのある走りで、一気にフランクを捉え、引き離します。

追走は、ベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシング)、モレーノ、フランクの3名で、サイモン・イェーツとは20秒差を持って、残り2kmを切ります。

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築いたリードをしっかり守って、サイモン・イェーツが勝利しました!

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ゴール直後に、ご褒美のファンタを飲もうとしているサイモン・イェーツです。

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エステバン・チャベス(コロンビア、オリカ・バイクエクスチェンジ)が、サイモン・イェーツを祝福します。

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チャベスは嬉しそうに「グッジョブ!」と、声をかけていました笑

2位は20秒差でルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)、3位は22秒差でファビオ・フェリーネ(イタリア、トレック・セガフレード)でした。

LLサンチェスは、ポイント賞を狙っているような動きです。

総合上位勢は、同タイムでゴールしたため、順位への影響はありません。

サイモン・イェーツは総合トップ10に浮上

サイモン・イェーツとアダム・イェーツの比較

ちなみに、左が兄のサイモンで、右が弟のアダムです。二人は双子の兄弟なので、顔が全く一緒ですね!

その他のジャージはいずれもキープです。

マイヨロホとマイヨコンビナータは、ダルウィン・アタプマ(コロンビア、BMCレーシング)。

マイヨプントスは、ジャンニ・メールスマン(ベルギー、エティックス・クイックステップ)。

マイヨモンターニャは、アレクサンドル・ジェニエ(フランス、FDJ)です。

敢闘賞は、オマール・フライレが獲得しました。

SS 18

第7ステージも、終始アップダウンの激しいコース

ブエルタ2016 第7ステージ

3級山岳が3つ登場する、アップダウンの激しい1日となりそうです。

フィニッシュはダウンヒルからの平坦路でゴールするのですが、スプリンターはまず生き残ることは難しそうです。

また、3級山岳3つを先頭通過すると、9ポイント入ります。

現在、山岳ポイント首位は10ポイントでジェニエとなっているので、多くのライダーに逆転のチャンスがあります。山岳賞争いの行方にも注目です。

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