サイバナ

これからサイクルロードレースの話をしよう。略して『サイバナ』。サイクルロードレースのレース結果やコラムなど、お届けします。

ブエルタ・ア・エスパーニャ2016

【ブエルタ2016 第9ステージ結果速報】デラクルス歓喜の勝利&マイヨロホ獲得!

ダビド・デラクルス(スペイン、エティックス・クイックステップ)が嬉しいグランツール初勝利、そしてマイヨロホを獲得しました。

この日逃げて、11ptsを獲得したトーマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル)がマイヨモンターニャを獲得しています。

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コースプロフィール

ブエルタ2016 第9ステージ

今日の逃げは12名

ディラン・トインズ(ベルギー、BMCレーシング)
ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)
アレクサンドル・ジェニエ(フランス、FDJ)
ヤン・バケランツ(ベルギー、AG2R)
トーマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル)
ダビド・デラクルス(スペイン、エティックス・クイックステップ)
サイモン・クラーク(オーストラリア、キャノンデール)
モレーノ・モゼール(イタリア、キャノンデール)
マティアス・フランク(スイス、IAMサイクリング)
ドリス・デヴェイナンス(ベルギー、IAMサイクリング)
バルトス・フザルスキー(ポーランド、ボーラ・アルゴン18)
ペーリョ・ビルバオ(スペイン、カハ・ルラル)

雨が降り、気温が低い中、12名の逃げが決まっています。4分30秒前後のリードを保っています。

この中で最も総合成績が良いのは、デラクルスで2分46秒差の総合15位です。

熾烈な山岳賞争い

最初の2級山岳は、

1位、デヘント(5pts)
2位、ジェニエ(3pts)
3位、クラーク(1pt)

でした。これで、デヘントとジェニエが共に13ptsで山岳賞トップとなりました。

続く3級山岳では、

1位、デヘント(3pts)
2位、ジェニエ(2pts)
3位、デラクルス(1pts)

でした。

SS 22

その次の3級山岳では、

1位、デヘント(3pts)
2位、クラーク(2pts)
3位、ジェニエ(1pts)

で、デヘントとジェニエのポイント差が3点に広がりました。

終始、デヘントが登りでペースを築いて、アクションを起こして積極的に動いています。

残り23km地点で、デヴェイナンスがアタックします。IAMは、フランクも控えている状況で、ステージ優勝を狙った動きです。

デヴェイナンスに、バケランツが追いつき、2人で追走集団を引き離しにかかります。

残り16km地点で、追走集団からトインズがアタックします。これをきっかけにLLサンチェスが追走集団のペースをあげて、トインズも含め先頭の2名を吸収します。

この動きで、デヘントとビルバオとクラークが脱落してしまいました。

直後に訪れた3級山岳では、ジェニエが先頭通過を果たし3ptsを加算します。

SS 21

これでデヘントと同じポイント数となりました。

レースは残り10km、再びデヴェイナンスがアタック

3級山岳を越えた後の下り坂で、再びデヴェイナンスがアタックします。

デラクルスがチェックして、2名が先行しました。

SS 20

下り坂区間で、追走集団にデヘントとビルバオが追いつきました。すると、間髪入れずにデヘントが追走集団から飛び出して行きました!本当にスタミナの塊のような選手です。

さらに、同じく先ほど集団から遅れていたはずのビルバオが、追走集団からアタックして先頭を目指します。

追走集団は、LLサンチェスをチェックするあまり、膠着状態が続いて追走スピードが出ず、残り3km地点で、先頭との差は50秒ほど離れてしまいました。

デヘントとビルバオに追いつきますが、牽制し合って、積極的に前を追おうとする動きは見られません。

SS 19

先頭の2名のデヴェイナンスとデラクルスの2名にステージ優勝の可能性が絞られました。

しかし、フランクのために脚を使っていたデヴェイナンスは、デラクルスのアタックについていく脚が残っていませんでした。

SS 17

デラクルスがグランツール初勝利を飾りました。

SS 14

SS 15

SS 16

一方、メイン集団では、マイヨロホ擁するモビスターが集団牽引を担い、終盤は逃げ集団との差を詰めて行きます。

総合争いにおいては、大きな動きはありませんでしたが、ナイロ・キンタナ含むトップ勢が2分56秒差でフィニッシュしたため、デラクルスがマイヨロホを獲得することになりました。

デラクルスが総合首位、山岳賞はデヘント

SS 23

SS 24

デラクルスがマイヨロホを獲得し、マイヨコンビナータも同時に獲得しました。

スペイン人のデラクルスにとって、マイヨロホは格別の想いでしょう。

SS 25

山岳賞はデヘントが獲得しました。ジェニエと同ポイントでしたので、最後にポイントを獲得した方が山岳賞かな?と思いましたが、1日のトータル獲得ポイントが多い方が山岳賞を獲得するというルールなのではないかと思います。(ちょっと自信なし)

明日の第10ステージは、超級山岳コバドンガが登場

ブエルタ2016 第10ステージ

1級山岳、超級山岳が登場する、ブエルタ前半戦最大の山場がやってきます。

超級山岳ラゴス・デ・コバドンガは、登坂距離12.2km・平均勾配7.2%となっています。ゴール直前は最大斜度17.5%の激坂です。

激しい山岳バトルの末、再び総合成績が動くことでしょう。

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