フレーシュ・ワロンヌ4位と驚きの走りを見せたビョルグ・ランブレヒトが、チームとの契約を2年間延長したことを発表しました。
※https://lottosoudal.be/en/news/breaking-news-bjorg-lambrecht-extends-two-years
ランブレヒトはロット・スーダルの育成チームであるロット・スーダルU23出身の選手。身長168cmと小柄な体格ながら、パンチ力のあるクライムを見せる選手です。
2017年はリエージュ~バストーニュ~リエージュU23で優勝し、若手登竜門レースのジロ・デラ・ヴァッレ・ダオスタ(※かつて別府史之がステージ優勝したレース)総合2位、ツール・ド・ラヴニール総合2位と結果を出しました。
筆者が注目し始めたのは、同年にノルウェー・ベルゲンで開催されたU23世界選手権を見てからです。上り区間で、ひたすら積極的にアタックを仕掛けるランブレヒトの走りに、大きな素質を感じました。例えるなら、ジュリアン・アラフィリップのようなアグレッシブさを彷彿とさせました。
そうして、2018年シーズンにトップチームでプロデビュー。ツール・デ・フィヨルド(2.HC)第3ステージでは、ミヒャエル・アルバジーニやエドヴァルド・ボアッソンハーゲンらとの上りスプリントを制してステージ優勝を飾っています。
And back at @TourDesFjords 🎇 pic.twitter.com/aqzjpVI4no
— FloBikes (@flobikes) 2018年5月24日
オーストリア・インスブルックで開催されたU23世界選手権では、ベルギーチームの絶対的エースとして出場。しかし、惜しくも優勝を逃して、2位となりました。
今シーズンはイツリア・バスクカントリー第2ステージの上りスプリントで、優勝したアラフィリップに及ばず2位となるも、ミカル・クウィアトコウスキーやオマール・フライレより上位に食い込む走りを見せていました。
すると、春のクラシックで大器の片鱗ぶりを見せます。ブラバンツ・パイル5位、アムステルゴールドレース6位、フレーシュ・ワロンヌ4位、リエージュ~バストーニュ~リエージュ21位と好成績を連発。将来性の高さを見せつけました。
チームのプレスリリースでランブレヒトは、「今後はワンデーレースやステージレースでさらに成長していきたいと思っています。ティシュ・ベノート、ティム・ウェレンス、イェール・ファネンデールなどのおかげで、私は体力と戦術眼を磨くことができました。クラシックで結果を残して、1週間のステージレースでさらに良い成績を狙いたいです。特にイツリア・バスクカントリーは自分によく合っているレースです。今シーズンはクリテリウム・デュ・ドーフィネに出場しますが、今のところ体調は良くもなく悪くもない状態です。私の今の目標は、シーズン後半のツール・ド・ポローニュとブエルタ・ア・エスパーニャです。」とコメントしています。
クラシックハンターとしても、ステージレーサーとしても、グランツールレーサーとしても、今のところどの可能性も感じる逸材で、今後もフォローしていきたい選手の一人ですね!
コラム再開されたんですね(^^)
有望な若手選手を追いかけるのも、ロードレースの楽しみ方の1つですね♪
話が脱線しますが…大物選手が来なかった今年のTOJでも、以前から注目されていて近い将来ワールドツアー入りするであろうと思われるクリス・ハーパーが活躍していましたし、GOKISOホイールを使用しているドイツ籍の「ザワーランド(チーム名略)」所属のアダム・トーパリックが、いなべで2位になったり他のステージでも上位でしたが、彼は昨年マチュー・ファンデンプールの同僚だっただけでなく、かつてU23シクロ世界選で2位になった強豪でした!
しかもそこでは周回を間違えてガッツポーズ事件がありました(^_^;)
https://youtu.be/YJWNkmGIyko
また、若手ではありませんが伊豆で勝ったインタープロのパブロ・トーレス・ムイノはプロコンのブルゴスBHで活躍していましたし、小林海選手所属のジョッティ・ヴィクトリア・パロマーも上位に来ていてインパクトがありました
このように一件無名のコンチネンタルチームであっても、特に海外チームのレベルは高くて選手層が厚く、TOJは「青田買い」の楽しみがあると再認識しました(^^)
アディさん、どうもお久しぶりです笑
コラムというかニュース的なものに、コメントを添えていこうかなと思いました!
今年のTOJは有力選手がいなかった分、混戦の様相を呈していて面白かったですね!
とりわけブリッジレーンが実に強かったです。
オーストラリアはヨーロッパに比べれば、自転車競技後進国のはずですが、もはや強豪国のように下の世代からの底上げができていますよね。日本もぜひ見習いたい(^^)
けれども、ワールドチームが来た方がやっぱり集客いいんですかね?
ユキヤがいないバーレーンを呼ぶくらいなら、プロコンはNIPPOだけにして、海外コンチと国内チームが争う構図も面白いなと思いました笑
今年はいなべはおろか、南信州にも行けず、現地観戦は伊豆と東京に行ってきました。
また、来年機会があればいなべを見たいです!