サイバナ

これからサイクルロードレースの話をしよう。略して『サイバナ』。サイクルロードレースのレース結果やコラムなど、お届けします。

ロード世界選2016

ロード世界選手権2016 男子エリートロードレース、注目選手レビュー

2017/03/09

ロード世界選手権は、国ごとに出場選手枠が決まっています。

UCIランキングに基いて、出場枠数が決定されます。

男子エリートロードレースでは、最多で9人の出場枠があり、最低で1人となっています。

当然、人数が多い方が作戦の幅も広がり、有利と言えましょう。ですが、9人枠で9人出場させる必要はなく、1人でも5人でも7人でもOKです。

まだ、各国の代表選手が決まっていない国もですが、出場枠数は決定しました。

そこで各国の出場枠数と、注目の選手をピックアップしてみました。

また個人的に期待している国については、出場メンバーのレビューを書いています。

なお、今年のコースレイアウトはこちらの記事をどうぞ。

ロード世界選 コースプレビュー

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ロード世界選、男子エリートロード出場枠、注目選手一覧

※スタートリストはこちらからどうぞ

World Championships - Road Race (WC)(英語サイト)

※期待度は
×→△→○→◎→☆
の順で高くなります。

☆は大本命、×は超大穴と思っていただければ幸いです。(完全に個人の主観に基づく評価ですので悪しからず)

9人枠

オーストラリア

・注目選手

◎カレブ・ユアン(オリカ・バイクエクスチェンジ)
◎マイケル・マシューズ(オリカ・バイクエクスチェンジ)

・コメント

22歳の新鋭、カレブ・ユアンに期待がかかります。

実績面ではマイケル・マシューズの方が圧倒的ですが、平坦スプリントではユアンの方が期待出来るかもしれません。

そして、リードアウトはマーク・レンショウ(ディメンションデータ)、ハイリッヒ・ハウッスラー(IAMサイクリング)が担います。

・詳細レビューはこちら

ロード世界選、オーストラリア代表レビュー

ベルギー

・注目選手

◎トム・ボーネン(エティックス・クイックステップ)
◎フレフ・ヴァンアーヴェルマート(BMCレーシング)
◎ユルゲン・ルーランズ(ロット・ソウダル)

(リザーブメンバー)
○イェーレ・ワライス(ロット・ソウダル)

・詳細レビューはこちら

ロード世界選、ベルギー代表レビュー

コロンビア

・注目選手

◎フェルナンド・ガビリア(エティックス・クイックステップ)

・コメント

ティレーノ~アドリアティコ1勝、ツール・ド・ポローニュ2勝と、ワールドツアーレベルでステージ優勝をあげている22歳のガビリアに注目です。

ナイロ・キンタナやエステバン・チャベスらクライマーの活躍のおかげで、出場枠が9と多いです。そのチャベスや、ヤルリンソン・パンタノ、リゴベルト・ウランなども出場します。

クライマーたちに集団をコントロールすることを求めるのは酷なので、序盤から逃げたり、中終盤でアタックしてかき回すシーンにも期待したいです。

・詳細レビューはこちら

ロード世界選手権、コロンビア代表レビュー

スペイン

・注目選手

○ファンホセ・ロバト(モビスター)
○カルロス・バルベロ(カハ・ルラル)

・詳細レビューはこちら

ロード世界選、スペイン代表レビュー

フランス

・注目選手

☆ナセル・ブアニ(コフィディス)
◎アルノー・デマール(FDJ)

・詳細レビューはこちら

ロード世界選、フランス代表レビュー

イギリス

・注目選手

☆マーク・カヴェンディッシュ(ディメンションデータ)

・詳細レビューはこちら

ロード世界選、イギリス代表レビュー

イタリア

・注目選手

◎エリア・ヴィヴィアーニ(チームスカイ)
◎ジャコモ・ニッツォーロ(トレック・セガフレード)

・レビュー記事はこちら

ロード世界選、イタリア代表レビュー

オランダ

・注目選手

◎ディラン・フルーネヴェーヘン(ロットNLユンボ)
○ダニー・ファンポッペル(チームスカイ)
○クーン・デコルト(ジャイアント・アルペシン)

・詳細レビューはこちら

ロード世界選、オランダ代表レビュー

ノルウェー

・注目選手

☆アレクサンダー・クリストフ(カチューシャ)
◎エドゥアルド・ボアッソンハーゲン(ディメンションデータ)
○ソンドレホルスト・エンゲル(IAMサイクリング)

・コメント

絶対的エースであるクリストフのためのチームになるかと思います。

ボアッソンバーゲンのスプリント力も素晴らしいものがあるので、ダブルエースの可能性もありますが、やはりクリストフで勝ちに来るだろうと思います。

エンゲルはツール・ド・フランスで良い走りをしていたので、リードアウト役としての期待がかかります。

・詳細レビューはこちら

ロード世界選、ノルウェー代表レビュー

スイス

・注目選手

×マルティン・エルミガー(IAMサイクリング)

・コメント

スイスはマティアス・フランクやセバスチャン・ライヒェンバッハなどクライマーの活躍があって、9人枠を得ましたが、スプリンターが不在です。

エルミガーは優秀な選手ではありますが、パンチャー寄りのスプリンターと言った脚質で、かなり大穴狙いな感じです。

シルヴァン・ディリエル(BMCレーシング)やグレゴリー・ラスト(トレック・セガフレード)らアタッカー陣の動きにも注目したいです。

6人枠

カナダ

・注目選手

×ヒューゴ・ホール(AG2R)

・コメント

カナダは、引退したライダー・ヘシェダルが出場枠を確保したようなもので、ヘシェダルに続く選手層は薄いです。

ホールはスプリンターではなく、TTスペシャリストであるため、集団スプリントに絡めるかは怪しいです。

チェコ

・注目選手

○ゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ)

・コメント

クラシックスペシャリストですが、スプリント力も高いスティバルに期待がかかります。

デンマーク

・注目選手

◎マグヌス・コルトニールセン(オリカ・バイクエクスチェンジ)
△マッティ・ブレシェル(キャノンデール)

・コメント

ブエルタで大ブレークを果たしたコルトニールセンに注目です!

世界選の大舞台で、先輩スプリンターたちを食って掛かる可能性に期待したいです。

エリトリア

・注目選手

×ナトナエル・ベルハネ(ディメンションデータ)
×ダニエル・テクレハイマノ(ディメンションデータ)

・コメント

近年、アフリカ勢の躍進が目覚ましいです。その象徴とも言えるエリトリアの選手たちです。

ベルハネはルーラー・アタッカーとして集団コントロールを担う機会が多く、テクレハイマノはパンチャー寄りの脚質です。

スプリント勝負に絡むことは無いでしょうが、6枠獲得したことに驚きです。

ドイツ

・注目選手

☆マルセル・キッテル(エティックス・クイックステップ)
☆アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル)
◎ジョン・デゲンコルブ(ジャイアント・アルペシン)
○マルセル・シーベルグ(ロット・ソウダル)

・詳細レビューはこちら

ロード世界選、ドイツ代表レビュー

イラン

調査中

ポーランド

・注目選手

×マチェイ・ボドナール(ティンコフ)

・コメント

ミカル・クヴィアトコウスキーとラファル・マイカで稼いだ枠ですが、両名とも出場しません。

ティンコフではペーター・サガンの良き相方であった、ボドナールの独走力を活かしたアタックが見れるかどうか注目しています。

ロシア

・注目選手

△ヴィチェスラフ・クズネツォフ(カチューシャ)

・コメント

ツアー・オブ・カタールでクリストフのリードアウト役を務めたのがクズネツォフです。

ブエルタ・ア・エスパーニャで注目を集めていた、マトヴェイ・マミキン(カチューシャ)とセルゲイ・ラグティン(カチューシャ)も出場します。

ウクライナ

調査中です。

アメリカ

・注目選手

×チャド・ヘイガ(キャノンデール)

・コメント

アメリカは総合系の選手が多い国で、スプリンターとなるとベテランのファラーくらいしか見当たりませんが、今回は出場しないようです。

ピアノがとても上手なTTスペシャリストのヘイガに注目しています。

3人枠

アルジェリア

調査中

アルゼンチン

・注目選手

○マキシミリアーノ・リケーゼ(エティックス・クイックステップ)

・コメント

ツール・ド・スイス1勝&ポイント賞獲得するなど、好調のシーズンを送っています。期待感も込めて○です。

オーストリア

・注目選手

△ベルンハルト・アイゼル(ディメンションデータ)
×マルコ・ハラー(カチューシャ)

・コメント

カヴェンディッシュの頼れるリードアウト役を務めているアイゼルに注目です。

ハラーは昨年のオーストリアロードチャンピオンです。今年は目立った戦績は特にありません。

ベラルーシ

・注目選手

△ヤウヘニ・フタロビッチ(フォルテュネオ・ヴィタルコンセプト)
×カンスタンティン・シウトソウ(ディメンションデータ)

・コメント

フタロビッチはスプリンターで、かつてはブエルタでステージ優勝したこともあります。

シウトソウは、現ベラルーシロードチャンピオンです。ジロ・デ・イタリア総合10位に入るなど、34歳ながら力は健在ではありますが、スプリントに絡む力はありません。ワンチャンス、逃げ切りを狙ったアタックに期待がかかります。

チリ

調査中

エストニア

調査中

アイルランド

・注目選手

○サム・ベネット(ボーラ・アルゴン18)

・コメント

ツアー・オブ・カタールでは総合7位でした。ツールでの負傷は完全に癒え、9月に行われたジロ・デッラ・トスカーナ(2.1)でステージ優勝とポイント賞を獲得しています。

日本

・注目選手

★別府史之(トレック・セガフレード)
★新城幸也(ランプレ・メリダ)

・コメント

ワールドチームに所属する二人の出場が決まりました!

二人とも、スプリント能力の高い選手です。

フミは2015年ジャパンカップクリテリウムで、トップスプリンターを抑えて優勝しましたし、ユキヤは2010年ロード世界選9位に入ったこともあります。

世界の舞台で活躍を期待しましょう!!

カザフスタン

・注目選手

△アレクセイ・ルトセンコ(アスタナ)
△アンドレイ・ゼイツ(アスタナ)

・コメント

ルトセンコもゼイツもルーラー的な、逃げに強い選手です。

逃げ切り勝利を狙っての、アタックに絡むことを期待したいです。

韓国

調査中

リトアニア

・注目選手

△ラムナス・ナヴァルダスカス(キャノンデール)

・コメント

現リトアニアチャンピオンで、スプリント能力の高い選手です。上位に絡むことに期待です。

ルクセンブルク

・注目選手

○ジャン=ピエール・ドラッカー(BMCレーシング)

・コメント

ブエルタでステージ優勝した力に注目です。

モロッコ

調査中

ニュージーランド

・注目選手

○グレゴリー・ヘンダーソン(ロット・ソウダル)
△シェーン・アークボルド(ボーラ・アルゴン18)

・コメント

今シーズン未勝利ではありますが、アンドレ・グライペルの発射台を務めているヘンダーソンと、キレ味よいスプリントを見せるアークボルドに期待です。

ポルトガル

・注目選手

×ネルソン・オリヴェイラ(モビスター)

・コメント

TTスペシャリストのオリヴェイラには注目ですが、スプリントには期待できません。

南アフリカ

・注目選手

△レイナルト・ヤンセファンレンズバーグ(ディメンションデータ)

・コメント

今年はツール・ド・ランカウイで総合優勝した選手ですが、最も得意としているのはスプリントです。

スロベニア

・注目選手

○グレガ・ボーレ(NIPPOヴィーニファンティーニ)
△ボルト・ボジッチ(コフィディス)

・コメント

ボーレもボジッチも来シーズンはバーレーン・メリダへの移籍が決まっています。中東の地でアピールをしたいところです。

スロバキア

・注目選手

☆ピーター・サガン(ティンコフ)

・コメント

現世界チャンピオンのサガンには、今年も注目です!

ド平坦コースは、ピュアスプリンターではないサガンには厳しいかもしれませんが、ツール・ド・フランスではキッテル、グライペル、カヴェンディッシュ、クリストフとスプリントで接戦を繰り広げていました。

世界チャンピオンの走りに期待しましょう!

ベネズエラ

調査中

2人枠

ブルガリア
コスタ・リカ
クロアチア
エクアドル
香港
ラトビア

1人枠

アゼルバイジャン
エチオピア
フィンランド
ギリシャ
グアテマラ
メキシコ
モンゴル
ルーマニア
ルワンダ
スウェーデン
台湾
チュニジア
トルコ
ウルグアイ

まとめ

スプリンター同士の頂上決戦が見られる今大会では、ピュアスプリンターのキッテル、グライペル、カヴェンディッシュ、クリストフ、ブアニに大注目です!

2016年のロード世界選手権 男子エリートロードレースは、2016年10月16日16:30(日本時間)にレーススタートします。

今年の開催地は中東では初開催となる、カタールです。

・ロード世界選のコースレイアウトや予想されるレース展開についてはこちら

ロード世界選 コースプレビュー

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